【アンモライト】虹色に輝くアンモナイト

科学雑談

 先日、子どもたちと一緒に京都市青少年科学センターに行ってきました。科学が大好きな私にとって、ここはまさに宝の山!子どもを差し置いて大人の私が一番興奮してしまいました。

アンモライトって何?

 簡単に言うと、アンモライトはアンモナイトの化石が、長い年月を経て宝石になったものです。アンモナイトは今から数千万年から1億年以上も前に絶滅した海洋生物ですが、その化石が虹色に輝く美しい鉱物に変わるなんて、とてもロマンチックですよね。

 このアンモライトは、特にカナダのアルバータ州でよく見つかるそうです。

 光の加減で赤や緑、青といった多彩な色合いが見られるのが特徴で、まるで宝石のよう。実際、ジュエリーにも使われるそうです。

アンモライトはなぜ輝くの?

 アンモライトがこんなにも美しく輝く理由は、複雑な層構造にあります。光がその層に反射することで、虹色のような独特の輝きを放つのです。この現象を「遊色効果」といいます。子どもたちには少し難しい説明かもしれませんが、「光が反射してキラキラになるんだよ」と伝えると、とても興味を持ってくれました。

科学の世界への入り口として

 アンモライトを通じて、化石や鉱物、さらには時間の経過による変化といった大きなテーマに自然と触れられるのが魅力です。子どもたちも、自分が見た美しい宝石が元々は海に住む生き物だったというのは、大人が知っても不思議に感じると思います。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました