10円玉と1円玉の逆転劇!落ちる途中で何が起こるの?

おもしろ実験

 コインを指で持って、10円玉、1円玉、10円玉の順に重ねて下の2枚を落とすと、なんと!落ちたときには1円玉と10円玉が逆になってるんです。不思議ですよね!この現象、実はコインが落下中に回転するからなんですよ。

 まず、指でコインをつまむと、指とコインの間にちょっとした摩擦が生じます。この摩擦がコインに回転する力(モーメントっていいます)を与えて、コインがクルッと回り始めます。そして、コインが落ちるときには重力も働いて、回転しながら落ちていくんです。

 『空気抵抗もあるんじゃない?』って思うかもしれませんが、この場合は空気抵抗はあんまり影響してないんですよね。主役はあくまで摩擦力と回転力!

 結果として、最初に1円玉が上にあったはずなのに、回転運動で入れ替わって10円玉が上になっちゃうというわけです。

 そして今回、この現象を実際にやってみた動画も撮影しました!まずは通常の速度で落下する様子を動画でご覧ください📹👇

さらに、スロー動画でもう一度確認してみると、コインがどのように回転しているかがよりはっきりわかります🎥✨

身近なものでこんな実験ができるなんて、理科って面白いですよね!ほかにも気になることがあったら、ぜひ聞いてくださいね😊

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