【電気ナマズ】実際にさわれました!

生き物

 先日、滋賀県の「ブレーメの丘」に行ってきました!たくさんの生き物と触れ合えるこの施設で、なんと電気ナマズの子どもに触る貴重な体験ができました。

 見た目は普通のナマズっぽいけれど、指でそっと触れるとビリッと小さな電気を感じてびっくり!手が少ししびれる感じが新鮮で、まさに自然の不思議を実感しました。今回はそんな電気ナマズについて、意外と知られていないトリビアをご紹介します!


1. 電気ナマズってどんな生き物?

 電気ナマズ(学名:Malapterurus electricus)は、アフリカの淡水域に生息するナマズの仲間です。全身がずんぐりとしたフォルムで、体長は通常30~50cm程度ですが、大きなものは1メートル近くになることもあるそうです!


2. どうやって電気を発生させるの?

 電気ナマズの体には、特別な「電気器官」が発達しています。これは筋肉が変化したもので、ここから電気を発生させます。発電の仕組みは、体内の細胞が作る微弱な電流を蓄積し、一気に放出することで強い電気を生み出すというもの。

 なんと、最大で350ボルトもの電圧を発生させることができるそうです!この電気を使って、敵から身を守ったり、獲物を気絶させて捕食したりします。


3. 電気ナマズの電気は安全なの?

 「触ったら感電するのでは?」と不安になるかもしれませんが、小型の電気ナマズなら、人間に対して危険なレベルの電気は出しません。ブレーメの丘で触ったときも、ちょっと手がしびれる程度でした。ただし、大型の個体に触れるときは注意が必要です。


4. 意外と古い歴史がある?

 電気ナマズは、古代エジプトの時代から知られていた生き物です。電気を発する特性が早くから注目されており、なんと痛みを和らげる治療にも使われていたとか!雷の神秘と関連づけられ、神聖視されたこともあるそうです。


5. 電気ナマズの仲間はどれくらいいるの?

 電気ナマズ科には約20種の仲間がいますが、そのほとんどがアフリカの川や湖に生息しています。主に底生生物で、泥や砂に隠れながら生活しているため、自然界ではなかなか見つけるのが難しい生き物でもあります。


自然の不思議を楽しもう!

 電気ナマズのように、特殊な能力を持つ生き物って本当に面白いですよね。ブレーメの丘では、直接触れることでその不思議さを実感できるので、ぜひ訪れてみてください!自然の神秘を学ぶことで、きっと子どもたちも大人も新たな発見があるはずです。

 次回はどんな生き物に出会えるのか、今から楽しみです♪

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